中央区の家

敷地面積

31.87m2 (9.64坪)

延床面積

66.98m2 (20.26坪)

施工

株式会社 匠陽

都市部の約9.6坪の敷地に計画した、スキップフロアーをもつ2世帯住宅です。

10坪に満たない極小地にて、更には隣地の塀までの距離も9㎝にも満たない条件下においても、完全分離型の二世帯住宅を実現するという、高いハードルに挑みました。

周囲は低層の木造建物は殆ど無くなり、ビルやマンションに建て替わってしまい、計画地はビル群に囲われるような状況です。

完全分離型の2世帯住宅を実現し、かつ狭さを感じない居心地の良い内部空間とするために、スキップフロアーの断面構成とし、天井高にも変化をもたせました。

一番長い時間を過ごす2階のダイニングスペースは、3mを超える天井高のある開放的で明るいスペースになります。

1階+半地下階の世帯は、賃貸住宅や、店舗、事務所としても独立して使用可能なプランになっています。

この場所で木造建物を維持する事は貴重になりました。看板建築の面影を継承する外観は、通りに面してプランターを置くための小さなバルコニーが設けられています。

将来、花や緑で緑化された外観を眺めることを楽しみにしています。
この街並のなかで愛される建物となることを願います。

建物は繰り返しの大きな地震に充分に耐える制震構造も付加しています。